モデルナのワクチン接種一回目の記録

ワクチン接種率ワーストをひた走る北海道。

その汚名を返上せんとする意欲に燃えている(はずだ)札幌市から、基礎疾患持ちの人へのワクチン接種券が届いたのが7月1日。

光の速さで病院に予約を取ろうとするも、かかりつけの病院ではすでに8月末までの予約がいっぱいだということで…大規模接種場に予約を取り、1回目のワクチンを打ってきたぞ!

という話。

 

高血圧とBMIが高めなので一応該当はするのだが…「単に不摂生なだけの俺が優先接種してもいいのか…?」という負い目は正直すごいある。

しかしここは、公衆衛生の観点からありがたく受けさせてもらうことにしたよ!

 

札幌には大規模接種場がいくつか用意されていて、札幌市のワクチン予約サイトで接種券の番号と生年月日を入力することで予約をすることができる。予約サイトでは接種会場で打つことのできるワクチンの種類も表示されている。ファイザーかモデルナか。

当初はファイザー製のワクチンを打とうと思っていたのだけど、接種券を受け取った7月1日の前日に「モデルナのワクチンは変異株にも有効らしいぜ」というニュースが出ていたので、モデルナを試してみるのもいいのかもしれん、という気持ちが芽生えていた。

流されやすい男だからね…!

とはいえそのモデルナのニュースではわずか8人を検査した結果だそうだから、あんまり信用しすぎるべきものではないなという感じだったけど。

で、そのままミーハーな勢いに乗じて、モデルナのワクチンを打てるホテルエミシア札幌会場の予約を取ったというわけだよ!

予約日時はいつがいいかなぁと予定を確認したり、「待て…ここは易を立ててみるか…」とかやってるうちに400人くらい予約者人数が埋まっててびっくりした。

とりあえず予定は後で帳尻を合わせればよかろうと、7月4日の日曜日に予約した!

 

すでにワクチンを接種した母から

「看護師さんとお医者さんの問診で普段飲んでいる薬を聞かれるから、お薬手帳を持っていくといいよ」

とアドバイスをもらった。

お薬手帳と予診票と接種券、そして身分証明書があればワクチン接種の準備はOKというわけですよ!

 

予診票というのは、ワクチン接種にあたりあらかじめ体調やアレルギーなどを申告する用紙のこと。

予診票は接種券と一緒に送付されてくるんだけど、1回目の分と2回目の分で2枚入ってくる。

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こんな感じの。

体温やお医者さんに聞きたいことなどは書いていかなくて大丈夫だけど(その場で書いてくれる)、書けるところは書いていった方がスムーズ。少なくとも体温以外の上の欄は埋めていこう!

 

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接種会場のホテルエミシア札幌は新札幌駅すぐそば。

札幌が誇る難関ダンジョン、北のロンダルキアとして名高いサンピアザ側ではないので、冒険初心者にも安心だ。

接種会場がサンピアザとかだったら俺は白骨死体になっているところだった。新札幌は恐ろしいダンジョンだぜ…!

 

会場のホテルエミシア札幌では、ワクチン接種会場は(当たり前だけど)ホテルの正面入り口からでなく、専用の入口から入る。ホテルのお客さんとは隔離されている形だね。

 

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入ってすぐ、受付で接種券を渡すと同時に検温。

ちなみにこれの裏には二回目のワクチン接種の日時がすでに書かれてある。

予約を取る必要がないから楽!

そのまま上階へ上がり、待合室へ。

俺は13時~13時30分までの予約だったんだけど、少し早かったせいか全く待つことなく、ひたすら案内の通りに歩いて看護師さんのところへ。

なんか企業説明会っぽい雰囲気だったかな。

看護師さんに予診票を提出し、ここでお薬手帳も出す。

お薬手帳があると看護師さんも助かるようなので、みんなも持って行った方がいいよ!

看護師さんの予診が終わると、「次はこちらでーす」と、次のセクションの案内役の係員さん手を振ってくれる。もはやベルトコンベア状態。正直もっと待つと思ってた。

 

次はお医者さんの問診。ワクチン接種について質問はないか聞かれる。

質問は特になかったので次なる係員さんの案内でワクチン接種へ。

 

玄人感を醸し出すために歩きながら袖をまくる。俺はやる気だ。

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この体勢でワクチン接種に向かうのが正しい姿勢となる。

ガンダムに立ち向かう旧ザクの気持ちでワクチンに挑むのだ!

 

とはいえ…ガンダム撃墜に燃える熱い気持ちはだれにも負けないわけだが…やはり俺は旧ザク

スペック的な問題で不安しかない。

12機のリック・ドムをたった3分で撃破するガンダム相手に旧ザクで…!?

 

そんな俺の旧ザクマインドを看破したか、お医者さんが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。

「いやぁ、正直めっちゃ不安です!」と素直に言ってみると「針は細いから、接種自体には痛みはあんまりないんですよ」など、明るく話しかけてくれた。

お医者さんと冗談を飛ばし合いつつ笑いながら接種を終えるという結果になりました!

 

実際、針はかなり細いので、献血や血液検査、麻酔の針よりも痛みはなかったよ!

俺は笑いという麻酔がきいていたからかもしれないけど、本当に痛みはなかった。これなら子供でも全然大丈夫じゃないかな。

むしろこの針を今後のデファクトスタンダードにしてほしいね!

この針なら注射嫌いも何とかなるんではなかろうか。

 

ワクチン接種後、別のお医者さんのところへ案内され、そこで今後の予定や副反応について説明を受ける。

この説明パートが一番時間がかかったかな。

ここで予防接種済証を受け取り、何時まで会場にいなければならないかを書いたカードをもらう。最低15分は会場で待機しないといけないが、それ以上待機していてもいい。

俺も基礎疾患持ちだし、30分待機してみることにした。

接種直後は肩にじんわりと違和感は感じるものの、特に痛みはなし。

頭痛もおこらず、ふらつきもなく。

大丈夫かな、と判断して30分待機の後、会場を後にした。

 

ホテルエミシア札幌会場のスタッフさんやお医者さん、看護師さんなどみんな親切でなんのストレスもなく接種できましたよ!ありがとうー!

 

一度接種の流れに乗ると途中でなかなかトイレに行けないので、受付の前にトイレは済ませておいた方がいいかもしれない!

俺はスムーズにいきすぎて、ずっとトイレを我慢する羽目になったよ!きっと待つだろうからその間に済ませようとしたんだけどね!

 

 

接種券受け取り、予約、接種と、流れるように進んだのだが…

一回目のワクチンの副反応がその後がっつりと出ることになる話は、また次に!

 

副反応、甘く見ちゃいけないよ!