ノールビンドニング - 縫う上でこんなことに気づきました -
ミテーヌを作り終え、さてそれでは次は何を…と、あらたな題材を探しに「nalbinding」であれこれ検索するこの週末だったんだけど、ふと、あまりに性急にやりすぎている気がして、いつか揺り戻しが来たら怖いなぁ…と、不安になってきたところではあるんだけど。
あれだね、恋愛初期のあの状態だね!
しかし俺は永遠の愛を信じたい男…。
老人になっていい感じに編み物が似合うようになるその時まで愛を貫いていく所存さ。
何を言ってるんだ俺は。
大体そんなことを言う男は信用できないしな!
口先で愛を語りながらコンビニエンスな欲望に流されゆくのが相応のパターンだぜ。
それで、なんやかやと25時間くらい縫っているんだけど、その中でいくつか気づいたことがあったので、二点紹介してみようと思う。
これに気がついてから縫うスピードと正確さが確かに上がったので!
…と、偉そうにいうものの、俺が単に編み物ド素人だから驚いているだけで、既知の人には全く新しくも何ともないかもしれないし、実はあとから考えてみたら全然効率よくなかったってこともあるかもしれないけど。
そ、そこは取捨選択をお願いしたい!
コードループを拾う時の針の向き
見苦しい指が写っているのは見なかったことにしてもらうとして!
ノールビンドニングは、いわばひたすらに前の段のコードループを拾っていく作業ともいえるんだけど、始めて7,8時間のころの俺はしょっちゅう、コードループを間違って拾ってしまっていた。
うまく二つ拾えなかったり、別のをまきこんだり、毛糸のど真ん中を拾ったり。
そんなときは、上記の写真のように、進行方向に対して垂直に針をいれると、「すっ」と針がはいる場所があるので、針先で「ここかな?どこかな?」とチクチクやらずに済むようになった。
最近はもう、のぞき込むことをしなくても、裏に当てた中指の感覚ですっと針を通せるようになったよ!
コードループとワーキングループに針を入れるときに注視していれば、あとは視線をテレビやPCに移しても9割がたいけるようになった。
進歩か、慢心かはわからないけれども…!
サムループが外れちゃったり、うまく作れないときに
見苦しい指が写っているのは見なかったことにしてもらうとして!
ノールビンドニングは、いわばひたすらに親指にサムループを作っていく作業ともいえるんだけど、始めて7、8時間のころの俺はしょっちゅう、サムループが親指から外れて難儀をしていた。
親指の先のほうにできてしまったり、あるいは間接に近かったり。
サムループの大きさが不安定だから、結果的に縫い目も汚くなってしまっていた。
そこで、ちょうど針を引き抜くときに親指をくいっと前のほうに押し出して、親指の関節のあたりで針と結び目を抑えて引き抜くと、見事にサムループが一定の大きさで爪半月のあたりに作られるようになった!
なかなか言葉で説明するのは難しいけど。
というか、編み物やってる人には当然のことかもしれないけど。
で、この親指をくいっと前に出すときに、左手の中指~小指で制作物をちょっと後ろに送ると、手の中でたわんだりしないできちっと縫い続けることができる。
…伝わるだろうか!?
親指と人差し指と、中指以下でピンと張らせる感じ。
これで一定の縫い目を作っていくことができる!
と、思う!
この二つを意識するとすいすい縫えるようになってきたし、何やらプロっぽい手つきになってきて自己満足感が非常に高まっている。
マフラーになるのか、ひざ掛けになるのか、未だ結果は収束していない。 pic.twitter.com/c8TKTfHFQm
— yajul (@yajul) 2017年10月1日
ほら、結構、綺麗な縫い目になってきているでしょ?