バンクシーの絵は、「スーパーマン」を描いた絵である(と、自分の中で決着がついた)

バンクシーが新型コロナウィルスと戦う医療従事者への応援メッセージとともに、病院に寄贈した「ゲームチェンジャー」と題されたこちらの絵が話題になっている。 www.bbc.com アーティストが、奮闘する「ヒーロー」に作品を贈る…というのは特に不思議なこと…

ボビーって…誰なんだ…?謎の「ボビーカスタム アーキテクトニブ」を体験した

万年筆の話である。 そして、今から俺が語るのは、ボビーの話だ。 ボビーというのはつまり、ボブであり、時にはバーティーであり、バートであったりロブであったりする英語の名前のことだ。そしてそれらはすなわち「ロバート」の愛称である。 「ロバート」と…

爽やかなハッピーエンドとして見る映画「ミッドサマー」

( Midsommar | A24 ) 映画「ミッドサマー」を見た。 いやぁ、すごい映画だった。 「北欧スウェーデンの小さな共同体を舞台とした閉鎖環境ホラー」 「随所にルーン文字が登場し、舞台装置の一つとなっている」 という情報だけで見に行ったのだけれども…。 閉…

錫のゴブレットにルーン文字を刻む - ピカールで人生は6821倍豊かになる -

毎年…12月から1月の間は「今年(去年)、買ってよかったものリスト」があちこちのブログで紹介されている。 どれを見ても、「おぉ、俺の生活のレベルがアップしそうな逸品ばかりだぜ…!」 とおののくばかりだ。 その潮流に乗って、俺もこの1月の末に、そのよ…

そして象形文字に行きつく

易経、ルーン文字、そして先日ついに梵字(悉曇文字)にまで手を出してしまい、趣味に忙しくて仕事をしている時間がない男になりつつある。 あ、こないだのモノヴィレッジは楽しかったね! いろいろと勉強にもなったし、これからどんどん出していこうと思っ…

クリスマスは、パンとワインと

クリスマス。 そう、季節はまさにメリークリスマス! 大人にとっては楽しくも忙しい時期であり、 子供にとっては「サンタは果たして実在するかどうか」「目で確認できないものは存在しないといいきれるのかどうか」という形而上学に初めて触れる、人生で最も…

マツバラヒロコ先生にお会いしたこと。ノールビンドニングでセーターを作り上げたこと。

前回参加できなかったので、ちょっと久しぶりのニットカフェ。 さすがに…そろそろノールビンドニングのセーターを完成させなければならない時期に来ているので…(なんせ取り掛かってもう7か月だぜ)前夜に結構頑張って、一応の完成を見た! やー、長かった!…

声だけになった彼女に - スマートスピーカー amazon echo dot -

去年の10月に、Googleから「Google Home」が発売されて以来、俺はスマートスピーカーに大変な興味を抱いていた。 というのも、9月に編み物を始めてから、常に俺の脳を悩ませていた問題―つまり、「編み物をしている最中に、他に何かできないか?」というもの―…

ゼノブレイド2のトラとハナ

俺はロボットが好きだ。 いや現実の、技術的経済的な意味でのロボットではなく、物語としてのロボットが俺は好きだ。それはもう、大変に。 きっと同志は多くいると思う。 古くはギリシャ神話のピグマリオンや、オランピアに恋したホフマン、理想の人間を創造…

ヴァイキングのように角を

金属の針を作っていたちょうどそのタイミングで、友人から 「水牛の角のかんざしをなくしてしまったので、かんざしを作ってほしい!」 と頼まれた。 …角! ちょうど「かんざしにも使えるかも」と針を作りながら思っていたところだし、何より今、俺の中で角は…

ニットカフェに参加してきたこと 毛糸ちぎり機との別れ

先週、ぎっくり腰に倒れた俺は、ベッドから抜け出すまで実に10分間を要して立ちあがり、リハビリを受けるべく地元で評判の整形外科へ向かった。 (どうでもいいけど、タクシーの運転手さんはラーメン屋に詳しいというまことしやかな噂があるけど、実は腰痛の…

ノールビンドニング - 最古のステッチと、毛糸ちぎり機デビューのこと -

俺は一つの野心を胸に、今週という10月の第三週を迎えていた。 それは、「ベレー帽を作りたい!」という野望である。大したことない野望だが! これからの北海道は日ごとに寒くなり、またそれに呼応するように、俺の…あれだ、その、頭髪が!はらりと儚く秋露…

うまいことを言う技術

ある意味で、現代は「うまいことを言う時代」なのかもしれない。 SNS、特にTwitterは「うまいこと」で溢れている。うまいことを言い続ける人が数十万フォロワーを手にし、うまいことまとめて出版したりもしている。 ネットの発達によって、誰もがうまいこと…

戦闘中にその場でリスポーンする不死者の戦い マンガ「亜人」を読んで

マンガ「亜人」をコミックス8巻まで読んだ。 以前4巻まで読んでいたのだが、この度一気に読んできた。闇を包帯で巻き包んだような「黒い幽霊(ゴースト)」が印象的な表紙に「これは期待できそうだ!」と惹かれたのが発端。期待通り、とても面白い作品だった…